見るべき番組
何十年かぶりに泣いた。
NHKの『時をかけるテレビ』での
「ピース5歳〜日本初 ホッキョクグマ哺育物語〜」。
日本で初めての
ホッキョクグマ(名前はピース、[メス])の人工哺育、
全て手探りで試行錯誤とジレンマの毎日。
ピースを想う飼育員の方(高市さん)の愛情と
ピースの野生動物としての成長、
そして動物園の在り方など
とても考えさせられる内容だった。
高市さんの
ことば一つ一つから
命を守る人としての責任の重さを感じた。
覚悟が違う。
これこそが本当の
仕事
だと思った。
すごさに圧倒されて
なぜか涙が出た。
見ればわかる。
また息子たちと一緒に見ようと思っている。
NHKの「時をかけるテレビ」は過去に放送された番組を
今、改めて見ようというもので
今回の番組も20年近く前のもの。
現在、ピースは24才。
高市さんも現役で飼育員をしているとのこと。
すごいなぁ。
NHKに対しては厳しい意見も多いが
こういう「見せる」番組を作ることができるのは
やはりNHKだと思う。