新学年一発目は…
勉強は才能か、という話。
たまに生徒たちから
「アイツは天才だけん、勉強せんでもいつも点数良いもん」
「勉強してるのがバカらしくなる」
という言葉を聞きます。
「結局、勉強はセンスよ」
とも。
本当にそうでしょうか。
確かに勉強に関して
一人一人に「才能の差」はあると思います。
スポーツの世界でも芸術の世界でも
「才能の差」というのはあります。
大谷翔平と同じ時間努力して
食生活から何から彼と同じにしても
誰もが彼のようにはなれないでしょう。
でも、思います。
才能の差というのは
少なくとも中学生である
今の段階では大きくないんじゃないかと。
今はそんなものよりも
絶対にあの高校に行きたいという「熱意」とか
あいつに勝ちたいという「執念」とか
決めたことをコツコツやれる「素直さ」とか
そっちの方が100倍大事。
そういうものが生み出す学力差に比べれば
「才能の差」なんて
小さなものです。
去年の中3生には
本当に無心で努力している生徒がいました。
才能の上に胡坐をかいて
努力せずとも第一志望に
受かって「しまった」生徒より
絶対素晴らしい人生を送ります。
今後のどんな試験でもどんな試練でも
最も成功に近づく人間だと思います。
今の中3生にも
決して「才能がある」ようには見えないけれど
毎日、憑りつかれたように勉強して
130番台だった順位が
ここ最近ずっと1ケタでいる生徒がいます。
勉強に憑りつかれる(憑りつく?)
才能があるのではと思います。
だからみんな、
才能ないと言い訳している時間がもったいない。
「才能の差」なんて埋めて塗り替えるくらい
努力しよう。
前進しよう。
言い訳なんかしている暇があったら勉強しよう。
とっととやろうのハム太郎。