言葉を操れるようになろう

今朝、小1の娘の口ぐせについて注意をした。

最近、娘は何か嫌なことがあるとすぐに

「クズ」という言葉を使う。

人に対しても、ものに対しても。

クリアできないゲームに対して、「このゲーム、クズ!」

嫌なことをするお友達に対して、「◯◯くん、クズだ!」

というように。

「クズ」という言葉自体、吐き捨てていて

ひどい言葉には違いない。

「そういう言葉は使ったらだめだよ」と

当然それも言うんだけど、

ただ、それ以上に

なんでも「クズ」という言葉だけで済ませていることに

違和感を持った。

「嫌なことや文句を言いたかったら、

きちんと言葉を探しなさい」と話した。

たぶん、クズという言葉は注意すればそのうち使わなくなる。

でも、すると今度は別の

「便利な言葉」

を使うようになるんじゃないかと。

生徒たちとの会話の中でも

「ヤバい(ヤバっ)」

「エグい(エグっ)」

という言葉がたくさん出てくる。

使ってもいいんだよ。

でもね、

私「日曜、バーベキューしたんだ!」

生徒「ヤバっ!」

私「でも肉が固いし、くさいし…」

生徒「エグっ!」

…話がつまらんよ(笑)

言葉は変化するもの。

新しい言葉を受け入れる姿勢が大切。

おっしゃるとおり。

夏目漱石や福沢諭吉に対してだって

新しい言葉を作り出したり持ち込んだりしたときには

批判する人もいたしね。

でも、今の言葉って

新しい言葉を作ってるんじゃなくて、

ふさわしい言葉や会話の膨らませ方を知らないから

簡単な言葉で済ませてない?

そして、ほんの身近な領域でしか通じない言葉では?

どんな料理を食べても「delicious(デリシャス)」しか言えない人は

ビジネスでは相手にされないんです。

逆に一つの感情をいろんな表現で言い表す人の言葉には

説得力と信頼感があるんです。

これから広い世界に出て活やくする君たちだ。

もっともっと言葉を学び、そして

新しいことばを作りだし、

多彩な表現ができるようになっていこう!

昨日の生徒の確認テストについて

方程式の文章題、途中式を書かせた

今、方程式の文章題をやっている。

今回の確認テストで100点を取ったAさんだけど、

これまで方程式を全て暗算で解こうとする癖があった。

1行目の式を立てたら、全て暗算…ヤバっ(笑)。

何で間違えたのかもわからないし、

符号のミスも出やすい。

時間もすごくかかっていた。

これはAさんが悪いわけでは全くなくて、

どこを暗算すべきで、どこの途中式を書くべきか

子どもたちにはわからないのだ。

数学の指導者ならわかると思うが、

ここは暗算でしてほしい、

ここはきちんと式を書いてほしい、

という領域がある。

だから、確認テストでも

わざわざ蛍光ペンで

「途中式を3行書くように、ここは4行書くように」と指導した。

すると見事、短時間で100点!

やっぱり1年生のうちに解き方の基礎を

固めておくのは大事だね!

ちなみにAさん、

今回の期末テストも合計点アップ

順位も32番アップ!

50位以内に入りました☆☆おめでとう!!

素直に学び、身に着けていく姿勢があるから伸びるんだね!