オススメの本の紹介

読書の秋。

朝夕涼しくなってきて、

ソファーにのんびり座って読書するのにも良い季節になりました。

インスタばっかり見てないで

本を読みなさい！

いつも生徒たちに言うものの

自分も前より本を読む時間は

減っている。

ついついスマホに手が伸びてしまう。

そんな私だけれど

最近読んで、生徒たちにもおすすめしたいのが

『20歳の自分に教えたい　現代史のきほん』（池上彰　著）

おもしろくて、二日で一気読み。

中学生も知っている池上彰さんの本で

テレビで解説しているかのような

書き方なので読みやすいです。

・そもそもなんでロシアはウクライナを侵攻したのか

・中国が台湾を攻めたらどうなるのか

など、ニュースで話題になっている出来事を

現代史から背景を読み解いていく内容。

自分がニュースや新聞で見聞きしていたことって

その出来事の一部でしかないんだなと感じた。

そして、これらのことが

自分に身近なことと思うようになった。

読むと、ロシアや中国に対する見方が変わりますよ。

もちろん、戦争をすることを正当化するものじゃないです。

ただ、その背景を知っておくことは大事なんじゃないかと。

タイトルに『20歳の…』とあるけれど

中学生でも読める中身で

本当におすすめ★

こないだ生徒にかいつまんで話したら

「おもしれぇ～！」と言ってくれました。

今の時代、多くの情報であふれているから

表面だけをかいつまんでるものってあると思う。

スマホで受け取る情報って

キャッチーで、インパクトがある割に

うすっぺらい。

受け取る情報がうすっぺらいから

だれもが同じような感想しか持てない。

時には一つの話題を掘り下げて

自分の考えをじっくり作ってみることも

子どもたちの世代にとって必要なんじゃないかなと思う。

えらそうなこと言ってるけどね…。