夏の目標設定を開始します。

今日は中学３年生の授業日。

おとといの授業では、生徒たちは

学校であったプレ共通テストで

打ちのめされ、少し落ち込んでいる様子だった。

前もって

今の段階では思うような点数は取れないよ

今回の点数を基に夏休み頑張るんだよ

と伝えていたんだけど、それでも

実際に点数を見てみるとショックは大きかったよう。

実は、出る中身は見当がついていて

生徒には

何が出るかわかるけど、あえて内容は教えんよ

と伝えていた。

前もって教えて

実力以上の得点を取ってしまっても

今の実力がわからないし

夏休みの目標が薄れてしまうのは

良くないと思っていた。

今回、生徒たちから聞いた点数をもとに、

夏休みに生徒一人一人に各教科の目標点数を

渡そうと思う。

理想の点数ではなく、

それぞれの志望校に合わせ、

得意教科・苦手教科に合わせ、

一人一人にとって

現実的であり、

努力すれば達成可能な（簡単ではないけれど）

目標を設定したいと思っている。

だから、志望校が同じでも目標点はそれぞれ違う。

『A高校だから150点を目標にしようね』

なんて誰でも言える。

そのためにどんな勉強をしたらいいのかわからないから

困るのだし、やみくもに長時間勉強するけれど

成果が出なくて苦しい。

必要なのは、

↓今、君は数学◯点、理科△点、……だね。

↓A高校に受かるには、理科がまだ8点、英語が5点、…は上げたいね。

↓そうすると、合計152点になるから合格圏に十分入れるよ。

↓理科では生物分野がまだ言葉を覚えて取れるところがあるから、そこをマスターしよう etc…

↓そのために夏は理科のここを◯時間は勉強しよう

↓歴史は教科書をもう１回読んでから問題集を解こう…

こういう具体的で正しい指示だ。

それは経験者だからこそ

少人数だからこそできるのかなと思う。

それが龍田ゼミの強みだし、

目の前にいる少数だけど、全員の目標を達成させる

という理念にそった指導だと思う。

夏は全員、具体的な目標を定め、

達成するように指導していきたい。

今日の授業準備(7/14)

今日の授業は二次関数の変域について。

みんなが嫌いな関数の変域の問題を理屈からきちんと説明しようと思う。

『なんとなく代入すればいいんでしょ』

って覚えていると試験で解けない。

今日も全力で指導します！