一気にテンション下がるとき…
朝晩、寒くなってくるこの季節、
塾業界にとっては高校入試説明会のシーズンです。
このところ毎週のように
いろいろな高校の説明会に出席しています。
この時期が来ると、
もう受験かぁ
としみじみと感じます。
激動の夏期講習がやっと終わったと思ったら
もう高校を決定していく時期ですからね。
本当に1年は365日なのか!?
時が経つのを早く感じるのは
歳を取った証拠だそう。う~ん…。
さて先日も、とある私立高校の説明会に行ってきました。
その学校は高校だけでなく、
中学校も持っていて、
中学校の説明(いわゆる中学受験について)も
話を聞いてきました。
龍田ゼミナールには小学生はいないので
中学受験をすることはないのですが、
自分の息子(小5)のことも考えながら話を聞いていました。
すごく熱の入った先生の説明は
とてもわかりやすく、
また私立中ならではの
英語教育の充実
とか
生徒が中心の学校運営
とか
公立中学校にはない特色があり、
すなおに
いい学校だなぁ
と感じました。
予定はないのだけど
「仮に息子が中学受験するのなら
ここの学校かなぁ」
な~んて考えながら
熱心に説明をされる先生の
わき目をふと見ると
校長先生、爆睡中。
・・・。
きっとお疲れなのでしょう…
いや、お疲れであれッ。
◆最近読んだおすすめの本◆
『君たちはどう生きるか』 吉野源三郎
宮崎駿の作品として映画公開中の小説版。
いわゆるベストセラーで誰もが名前を聞いたことがある本ですね。
テーマが小、中学生に話すのに良いかと思い
読んでみました。
舞台は昭和の初め頃のようで
中学生にとっては理解しにくい
昔の単語や
ナポレオン戦争の話など
あるけれども、
そこをすっ飛ばして読んだとしても、
十分、味わえるものになっています
何気ない日常の中にある
いじめ
友情
貧困格差
幸せ
そういったものについて
非常に考えさせられる中身になっています。
夢中になって
2日で読んでしまいました。
なんのために勉強してるんだろう…
友達との関係につかれる…
他人のことがうらやましい…
そんな中学生におすすめです。