関連性のない2つの話
どうしても気分が乗らないときって誰にでもあるはず。
僕は先日の日曜日がそうだった。
毎週の課題の早朝ランニング、
その日はなんだか気が乗らない。
外は雨、
朝6時前でまだ少し暗い。
それにちょっと寒い。
足は痛くないし、
睡眠時間もバッチリ。
でも走ろうという気が起きない。
◎こういうときに走ると精神的にも強くなれるよ
走らないと平日にツケが回ってくるよ
×わざわざ日曜朝に走らなくても
涼しくなってきたし、いつでも走れるよ
天使と悪魔が布団の中でバトル。
そして、
こういうときはだいたい
悪魔が勝つ。
その日は走らず、完全オフに。
僕は日々、えらそうに生徒たちに
あきらめるな
集中しなさい
頑張れ
そんな声掛けするけれど
結局、自分自身も
頑張っていないとき
あきらめるとき
言い訳するとき
がたくさんある。
むしろ生徒たちの方が
毎日、一生懸命
出された課題をこなし
休まる暇もないくらい頑張っている。
生徒たちが
僕の話に集中できていないとき
(この野郎…怒)
と心の中で思っていた自分。(笑)
それをちょっと反省した日曜日でした。
〈真面目な話〉
当たり前の生活ができることの幸せ。
パレスチナの紛争のニュースを見て
改めて思い知らされた。
仕事がきつい
人から良く思われたい
ランニングでもっといい記録を出したい
…全部、
普通の生活があってこその悩みなんだと。
紛争で苦しむ人々を見て、
自分に何ができるのかと考える。
教育者として
子どもたちに世界の現状を
教えることくらいはできる。
僕たちが今、
こうやって生活できることは
勉強できることは
特別なことなんだと
伝えることはできる。
こういうニュースを見て
かわいそう
だけで終わる人ではいたくないし、
目の前の生徒たちを
そういう「感想」しか持てない人に
育ててはいけないと思う。
現実を知ってもらい
深く考えてもらう。
将来、行動できる人間に
なってもらいたい。
だから僕自身が
誰よりも学ばなければならない。
勉強して、
本を読んで、
経験もして、
それを伝えていくのは
僕の仕事の一つだと思っている。