座って話を聞くことの難しさ。

今日は朝から運転免許証の更新に行ってきた。

夜型の仕事である塾講師にとって

朝の8時半受付というのはなかなかつらい…

それでも、受付順に交付ということなので

仕事開始に差し支えのないよう

早めに並んで手続きをした。

視力検査と写真撮影を終えて

30分間の講習。

100人くらい入る会議室で

プロジェクターと冊子を使った

説明が始まる。

担当の方の

熱のこもった説明を聞きながら

あー、いつも生徒たちはこんな風に

僕を見ているんだなぁ

と、座って話を聞く側の気持ちになってみる。

・・・

・・・・

・・・・・退屈だ。

・・・・・ねむい。

スマホが気になる。

集中できない。

じっとしとくのがつらい。

早く次の話に行ってくれ。

周囲をそっと眺めても

おそらく僕だけでなく

ほとんどの方はぼんやりと

話を聞いているか

中には半分眠っている人も。

大切な話であることはもちろんわかっている。

担当の方が一生懸命話してくれているのもわかる。

聞いていて、はっとさせられることもある。

自分としては真剣に話を聞いているつもりである。

その一方で

早く終わらないかなぁ

時計ばかり見ている自分もいる。

普段、生徒たちも

僕の授業中、いろんなことを

考えているんだろうなぁ

と少し不安になる。

でも、それは

生徒が悪いわけでなく

人間の集中力ってそんなに続かないんだと。

たった30分だけだったが、

座ってじっと話を聞くというのは

すごく難しいというのを思い知った。

塾の授業でも

僕が一方的に説明するだけでなく

自分自身で解く時間

生徒と問題について対話する時間

をバランス良く入れていくことが大切だと感じた。

そして、毎日座って授業を受けている生徒たちを

改めてすごいなと思った。

今日は免許更新のおかげで

授業を客観的に見なおそうと思えるようになった。

(もちろん、運転についても気を引き締めます。)

さて今日は中3の授業日。

運動会が終わったし

中間テストに向けて

全力で指導していこう。

夢中になりすぎて

一方的で退屈な授業になるのだけは

気を付けておこう。

今日の授業準備(5/17)